秋田県発!秋田のフリーペーパー【あおぽ(青いポスト21)】|「あおぽ」は秋田市内のほぼ全戸にポスティング。さらにチラシの選別配布ができ、的を絞った情報発信が可能です!魅力的なトピックスとともに、地域の企業・店舗・教室・求人情報などを載せており、高いレスポンス実績があります。秋田県ネットユーザーアンケートのフリーペーパー部門にて第一位の連覇実績。一番多くの方に読まれています!
五井野正博士の世界

五井野博士×あおぽ編集長 特別対談

放射線の対話講座<3>

・先週号の記事で福島原発3号機の爆発は水素爆発じゃないという話にあおぽの読者はみんな驚いていました。1号機と3号機の爆発の写真を見れば、爆発の仕方が違うというのは一目瞭然ですね。でも中には懐疑論者もいて、本当に3号機はあんな爆発をしたのだろうかと思う人もいると思います。

 「そうでしょうね。今までマスコミは両方とも水素爆発と言っていましたからね。でも当時の新聞はこの爆発の違いを載せています。例えば、3月14日の読売新聞の夕刊(写真1)では1号機と3号機の爆発の違いを写真で載せていました。」

・あ、本当だ!!でも私達はこういう写真は知りませんでした。五井野先生の講演会で初めて知ったのですが。

 「それは、新聞の特ダネの第一報は記事や写真が来たらすぐに掲載して印刷してしまうのです。それを第一版と言って、都内の一部分に配ります。ところが、記事の誤りや圧力がかかった場合はすぐに記事を直したり、写真を差し替えたりするのです。」

・え、そんなことをするのですか!?

 「そうですよ。北方四島領土問題の時も1997年11月にエリツィン大統領がせっかく私の提案を受けてクラスノヤルスクの船の上で故橋本元首相(当時首相)に北方四島を日本に返すと言った時も朝日新聞(写真2)が第一版で掲載しました。でも、国民は全く知らないのです。」

・記事を読むと確かにエリツィン大統領は北方四島は返すと言ってますね。なのに、どうしてこんな大事な事を国民に知らせないのでしょう。

 「それは広告や政治力でマスコミを牛耳っている某宗教団体のボスが、私の提案で北方領土が返されるのが困るのでしょうね。結局、日本側は四島は返さなくても良いから境界線だけ引いてくれればいい、開発資金も先に出しますよと言って、2000億円出したけど、鈴木宗男の逮捕で全てパーになりましたね。」

・そうです。あおぽはそのことを秋田市民に知らせました(あおぽホームページ 五井野正 Vol・305参照)。しかし、マスコミは全く報道しませんでした。

 「そうですね。北方四島の返還の話は最近、ロシアの大手新聞に一面大で掲載されました。北方四島は芸術の島という私の計画なら返しましょうと記者は書きました。しかし、この話はいずれにしましょう。と言うのは、話が長くなりますし、現在進行中ですから。」

・わかりました。楽しみにしています。もちろん、あおぽはこのことは書いていきます。ところで、原発の話ですが、何故、3号機の爆発の写真をもっと国民に知らせないのでしょうか!

 「それは、この3号機の爆発が核爆発ではないかと、国民に騒がれたら大変なことになるので政府は隠したのでしょう。そこで、3号機の爆発についての報道の経過を辿ってみましょう。
 まず、この3号機の爆発は2011年3月14日の午前11時1分ですね。この爆発のニュースを逸早く伝えたのはNHKテレビですが、それでも爆発の14分後の11時15分です。」

・私たち庶民の感覚から言うと随分遅いですね。

 「そうですね。自動車事故で大出血でもした場合、救急車に連絡するまでに14分もかかったら命に関わる重大な遅れですね。だけども1号機が爆発した時はもっと報道がひどかったのですよ。」

・どうだったのですか?1号機の場合は。

 「1号機が爆発したのは3月12日午後3時36分頃ですが、最初にこの異変を知らせたのは16分後の3時53分頃のTBSの報道です。この時は、『福島第一原発から水蒸気と思われる煙が上がっています。半径10キロ以内の方は速やかに避難してください』という報道ですが、既に半径10キロ以内は政府から避難勧告が早朝から出ているので、それを早くしてくださいと言っているだけでのことです。それから12分くらい経って午後4時10分頃にテレビ朝日が、『原子力安全・保安院によりますと、原子炉格納容器の圧力低下を狙った水蒸気の放出が成功した』と水素爆発と水蒸気の放出を間違えている保安院の見解をそのまま報道しているんですよ。」

・え、ひどいですね。保安院の言っていることを確認も取らないでそのまま報道しちゃうのですか!でも先生は1号機が爆発する前に既に福島の人に電話していましたね。

 「そうです。私は前日の午後11時ごろに私だけではなくみんな喉がおかしくなったので、放射線が出ていることがわかりました。地震で原子炉の配管がすぐ壊れて爆発する危険性を警告していたから、福島の会員に電話連絡したのだけども、なかなか繋がらなくて1号機が爆発する30分前にやっと繋がって、すぐに逃げろと言って怒鳴ったら、わかりましたとの一言ですぐに会員は逃げてくました。それで、彼は被爆しないで助かりました。」

・東京の講演会でもその人はみんなの前で体験談を話していましたね。それにしても、保安院もマスコミもひどいですね。原発は事故があれば簡単に爆発してしまうことがわからないのですね。マスコミの多くは東電から接待やお金をもらっているせいでしょうか原発についてはいい加減なんですね。

 「そうです。今のマスコミなんてそんなものです。と言うのも、さらに輪をかけて40分くらい経っての日本テレビのアナウンサーがあの煙は蒸気ですかとテレビに出演した有冨教授に聞くと、『爆発されたような形で蒸気が、蒸気だと思いますが、蒸気が出てきましたね』と1号機の爆発の映像を見て明らかに爆発と水蒸気の放出を間違えているのです。」

・ひどいですね。専門家と言われる大学の教授の頭はそんなものなのですかね?

 「そんなものでしょうね。覚えることしか勉強してこなかった教授は考える能力が却って常識人より無いのです。ですから、何が起きたかわからないのです。
 保安院が水蒸気の放出に成功したと言えばそれを覚えて専門家ぶって発表するしか能が無いのです。」

・びっくり。じゃあ、私達国民はそんな人達の説明を聞いてそれを信じていたのですね。

 「ですから、自分の目でよく見て自分自身の頭で1回考えてみてください。そうすると、この世の中は間違いだらけだとわかってきます。例えばこの写真(写真3)を見て下さい。」

・2001年の9・11のテロ事件ですね。

 「そうですが、よく見て下さい。ビルが火事でこんな風に崩れると思いますか?ビルの水平軸には噴水のように爆発力が広がっていますね。まともな物理学者だったらこれは爆発によるものだと考えますよ。それに化学者や建築家だったら単なるビルの火災熱で頑丈な鉄筋鉄骨のコンクリートビルがこんな風に簡単に崩れると思いますか?」

・言われてみればそうだ。私でもわかりますよ。火事でもこんな風には崩れませんね。爆薬を使ってビルの解体をしたみたいですね。どうなんでしょう。

 「・・・・この問題は世の中の仕組みまで説明しないとわからないので話は今度の機会にしましょう。」


              
五井野 正 (ごいの ただし) 科学者・芸術家
ウィッピー総合研究所 所長 / ロシア国立芸術アカデミー名誉正会員
スペイン王立薬学アカデミー会員 / アルメニア国立科学アカデミー会員
フランス芸術文化勲章受章
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