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五井野正博士の世界

五井野博士×あおぽ編集長 特別対談

「すい臓、脾臓、肝臓」ガンにおかされた瀕死のメリック博士を救ったGOP

・今発売中の『今、知らなければいけない重大な真実を語るメジャーな人々』(ヒカルランド発行)(写真1)の本の中で五井野博士がGOPによるガンやエイズ、さらには心臓病や糖尿病などのあらゆる難病を海外の国立や州立のオンコロジーセンターや大学病院の臨床試験で次々と奇跡的な効果を出し、新聞やテレビなどのマスコミで騒がれてきた事実が掲載されていますが、その中でも故エリツィン大統領の心臓病を治したことが全国で話題になっています。その故エリツィン大統領とのパイプ役を果たしたのがメリック博士と聞いています。

 「その通りです。メリック博士はアルメニア共和国の人で、アルメニア・日本協会の会長という立場でアルメニア国立美術館で行われた『ゴッホが愛した歌川派浮世絵と歌川正国展』に協力してくれた人です。
 それからは海外での絵画の展覧会ばかりではなく、万能薬であるGOP(自然薬)による重度のガンや糖尿病、高血圧、エイズなどの患者の臨床試験にサポートしてくれた大切なスタッフとなっています。日本にも何度か来ていますが、1998年頃には秋田市にも来ていますよ。」

・そうですね。確か秋田市で「チェルノブイリの子供達を救おう」の五井野先生の講演会に来賓として来たように記憶しています。

「非常に親日家で旧ソ連時代のアカデミーの博士ですから、旧ソ連諸国の政府関係者とも親しく、それで故エリツィン大統領の側近とも非常に親しかったのです。そこで、1996年のラトビア共和国でのGOPによる臨床試験で奇蹟的な効果を出していたので、その年の9月頃にエリツィン大統領の容態が非常に悪くなって、手術も出来ない状態の時に大統領の側近とのパイプ役をメリック博士が引き受けてきたのですね。」

・メリック博士のコネクションというのはすごいですね。

 「そうですね。それ程、ソ連時代では有名な化学者だったんでしょうね。そのおかげでロシアの大統領府からレターが私のところに来て、エリツィンの病名を聞いてきたので、レター2〜3枚に病状の原因と病名を書いたら、次に必ず治せるか、呼んだらすぐ来れるか?というレターの返事が来ました。
 そこで、どちらにも私のサインをしたら、メリック博士からいつモスクワに来れるかの電話が来て、それで慌ててスケジュール調整してモスクワにスタッフと共に出かけました。
 その時の様子は『今、知らなければいけない重大な真実を語るメジャーな人々』の本の中で語っていますのでそれを読んでください。」

・それで、故エリツィン大統領は奇跡的に病状が回復したんですね。(ハイ)
 それからエリツィン大統領は先生の北方四島返還十項目の提案書に賛成して「あの日本人にはクリル(北方四島)は返さないが五井野博士には返そう」という有名な言葉を述べたのですね。
 北方四島返還については『あおぽ』でも特集しましたし、先ほど述べた本にも書かれています。

 「そうです。ですから是非とも本を読んでください。ところで、南欧のマルタ共和国で『ゴッホが愛した浮世絵と歌川正国展』を開いた時、メリック博士が私の絵の展覧会をする前にGOPで重病の子供を治してしまい、そのため、ビザが取り消しになったことがありました。すると、ガン患者の家族が大騒ぎをして現地の新聞の1面に出たことがあります。(写真2)」

・本当だ。マルタ語なので内容はわかりませんが訳文で大体のことがわかります。下の写真には先生も写っていますね。でも子供の重度のガンをメリック博士がGOPで治して、どうしてビザが取り消しになったのですか。

 「疑問に思うのも当然でしょう。というのも、今までラトビアやロシア、ウクライナなどは厚生省と病院とウイッピー総合研究所で臨床試験の契約をしてからGOPで重病患者の治療をしていた訳です。ところが、マルタではそのような臨床試験ではなく、メリック博士が悲しんでいる家族に同情してGOPを使ってしまったのです。
 すると、薬の使用に関してその国にはその国の薬事法があるため、国の許可が必要なのです。そこで、マルタでは国民が大統領にGOPを使用させてくれとマルタ共和国の国民8%相当が書名した嘆願書が出されたのです。」

・それでどうなりました。

 「結局、メリック博士にビザが下りる、私はメリック博士と一緒にマルタ国の英雄として新聞1面(写真3)の扱いでした。しかし、空港での入国審査でストップされてGOPの持ち込みも、GOPによる治療も禁止の扱いをされてしまいました。ですから、空港に押しかけた家族に対しては応じることも出来ず、ホテルに押しかけた人々に対しても何も出来ませんでした。
 そのようなことがあるので、日本の場合は某宗教団体のメンバーたちが厚生省の中を牛耳っているような状態なので、GOPがどんなに効力があっても治療薬としては使えないのです。ですから、重病の患者の家族に頼み込まれてもどうすることも出来ない現状なので、頼むなら某宗教団体に圧力をかけないように頼んで欲しいと思います。」

・北方四島の返還の時も外務省と一緒に邪魔したり、GOPの臨床試験にも邪魔したり、本当に問題のカルト団体ですね。でも先生、全世界の全人類のためにGOPの普及に頑張ってください。

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 「もちろん頑張りましたよ。そのためにもまず、薬として認可してもらうためには、旧ソ連邦での臨床実験では弱いので、ヨーロッパでのスタンダードな臨床実験が必要です。そこで、まず効力があることを証明するために、細胞実験から始めなくてはなりません。
 ロシアやラトビア、ウクライナなどの人間の臨床実験のデータによって1999年にデンマークのコペンハーゲン大学でGOPの細胞実験を行うことができ、その結果、副作用なしで制ガン効果が強いと証明されたのです。もちろん、ヨーロッパのテレビやラジオで何度もビッグニュースとして取り上げられ、スウェーデン、デンマークの新聞の1面(写真4)に掲載されました。」

・すごいですね。ヨーロッパの新聞やテレビで大騒ぎされたのですね。でも良く考えれば当たり前ですね。日本がおかしいだけですよね。


              
五井野 正 (ごいの ただし) 科学者・芸術家
ウィッピー総合研究所 所長 / ロシア国立芸術アカデミー名誉正会員
スペイン王立薬学アカデミー会員 / アルメニア国立科学アカデミー会員
フランス芸術文化勲章受章
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